オーバーサイズ自体が問題なのではありませんが、実際の装用幅、ブリッジ、レンズサイズ、前面部荷重が顔構造に対して大きすぎると、位置安定性やレンズ条件が不利になることがあります。
01 · FRAME WIDTH
顔よりかなり広いと左右安定性が下がることがあります
前面部とテンプル開始位置が顔に対して大きく外側にあると、フレームの左右動きを抑えにくくなることがあります。
メガネが左右に揺れたり前へ下がったりする感覚が出ることがあります。
ただし大きいフレーム=必ず緩いわけではなく、ブリッジとテンプル構造が顔に合えばオーバーサイズでも安定して掛けられます。
02 · LENS SIZE
レンズが大きいほど必要面積と重量が増えることがあります
レンズ開口部が大きいほど、一般に完成レンズも大きくなり、より大きな未加工レンズ径が必要になることがあります。
同じ素材でも完成レンズが大きくなると重量が増える可能性があり、高度数ではフレームサイズと偏心量が厚みにより強く影響します。
特に強度近視では大きい有効径と偏心が外周厚を不利にすることがあるため、フレームサイズも一緒に考えます。
03 · EYE POSITION
目がレンズ内側に大きく寄って見えるならPDとの関係を確認します
オーバーサイズでは瞳孔がレンズ開口部の幾何学中心より内側に見えることはよくあり、それだけで不適切とは言えません。
レンズの必要な基準点は単眼PD、処方、レンズ設計に合わせて配置します。
ただしフレーム中心間距離と装用者PDの差が非常に大きいと、必要な水平偏心量と未加工レンズ径が増えるため、特に高度数ではフレーム選択時に考慮します。
04 · BRIDGE
大きいフレームでもブリッジは別に合う必要があります
フレーム全体が大きいからといって、鼻に当たるブリッジまで広い必要はありません。
ブリッジが鼻を安定して支えられないと、低く掛かったりずれたり、レンズが顔へ近づくことがあります。
オーバーサイズの見た目と鼻フィッティングは別に確認します。
05 · FACE CONTACT
縦幅が深いと頬や頬骨と干渉することがあります
レンズ縦幅と下リムが深く、フレームが顔に近いと、笑ったり話したりした時に頬や頬骨がフレームを押すことがあります。
大きいメガネでは横幅だけでなく縦幅、ブリッジ支持、頂点間距離、前傾角も一緒に見ます。
SOLUTION GUIDE
対処法まとめ
テンプルが耳方向へ自然につながり、左右の揺れが大きくないか確認します。
必要レンズ径、厚み、重量を一緒に考えます。
単眼PDとフレーム中心間距離を比較します。
レンズ縦幅、装用高さ、顔とレンズの距離を確認します。
GLANOS FITTING CHECK
GLANOSフィッティング確認順序
- 前面部
フレーム全体サイズと整列を確認します。 - 鼻パッド/ブリッジ
鼻上で安定した装用位置を作ります。 - 左右幅
オーバーサイズでもテンプル方向と揺れを確認します。 - テンプル曲げ
前側の問題を耳後ろで強く補正しないようにします。
CAUTION
オーバーサイズデザインと単に大きすぎるフレームは違います
スタイルとして大きく選ぶことはできます。ただし装用位置が常に変わる、レンズ条件が不必要に不利になる、特定部位を強く締めないと維持できない場合はフレームサイズと構造を見直します。
GLANOS EYEWEAR
メガネの不快感には理由があります。
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