まず確認したいポイント

鼻パッドはメタルフレームの装用高さ、鼻での支持、頂点間距離、左右安定性、圧力分散に関わる重要なフィッティング部品です。

01 · SUPPORT

鼻パッドは前面部を鼻の上で支えます

レンズとフレーム前面部は顔の前方にあり、鼻パッドはその前面部が鼻の上で安定するよう支えます。

パッドが鼻に適切に当たらないと、前面部が下がったり左右に不安定になったりします。

ただし安定性は鼻パッドだけで作るものではなく、テンプルと耳後ろのフィッティングも一緒に働きます。

02 · WEARING HEIGHT

フレームがどの高さに掛かるかにも影響します

鼻パッドの位置やパッドアーム形状が変わると装用高さも変化します。

高すぎたり低すぎたりすると眼とレンズの位置関係も変わり、特に累進レンズではフィッティング高さの変化が見え方に影響します。

03 · VERTEX DISTANCE

レンズと眼の距離にも影響します

調整方向によってフレームが顔へ近づいたり離れたりします。

頂点間距離の変化はまつ毛や頬との接触、レンズの実際の装用状態に影響し、強度数では変化をより感じやすいことがあります。

04 · STABILITY

左右の動きや回転を減らす助けにもなります

左右のパッドが鼻に安定して接触すると、フレームの左右移動や回転を減らす助けになります。

しかしパッドを狭めすぎて固定力を作ると鼻痛や深い跡につながります。

05 · PRESSURE DISTRIBUTION

圧力を一か所へ集中させないことも重要です

鼻の傾斜と形に合わせ、できるだけ広く自然な面接触を作るのが基本です。

一部の角だけが当たると、同じ前面部荷重でも狭い部分に圧力が集中します。

鼻パッドは単なる接触部品ではなく、位置と接触圧を調整するフィッティング部品です。

SOLUTION GUIDE

対処法まとめ

左右パッドが安定して当たるか

片側だけ浮いたり強く押したりしていないか確認します。

一部の角だけが当たっていないか

角度と接触面積を確認します。

装用高さが適切か

眼とレンズの位置関係を確認します。

レンズが顔に近すぎたり遠すぎたりしないか

頂点間距離を確認します。

鼻跡や痛みが強すぎないか

圧力集中を確認します。

GLANOS FITTING CHECK

GLANOSフィッティング確認順序

  1. 前面部
    フレーム自体が基準状態か確認します。
  2. 鼻パッド
    高さ・角度・接触面積と左右バランスを確認します。
  3. 左右幅
    テンプルの側方支持を確認します。
  4. テンプル曲げ
    必要な範囲だけ後方支持を加えます。

CAUTION

鼻パッドを固定器具のように強く使わないでください

ずれを止めるためにパッドを狭めすぎると鼻圧が増えます。鼻パッドは鼻を挟むものではなく、適切な位置で安定して支える部品です。

GLANOS EYEWEAR

メガネの不快感には理由があります。

CATEGORYフィッティング原理
TOPIC鼻パッドの役割
FRAMEメタルフレーム
TAGSGLANOS EYEWEAR

鼻パッド · メタルフレーム · 装用高さ · 頂点間距離 · 鼻圧 · メガネフィッティング