メタルフレームのこめかみ痛は、狭いフレーム、左右の圧力差、耳後ろから引っ張るフィッティング、重い前面部を強いテンプル圧で補っている場合など、複数の要因で起こります。
メタルフレームのこめかみ痛は、狭いフレーム、左右の圧力差、耳後ろから引っ張るフィッティング、重い前面部を強いテンプル圧で補っている場合など、複数の要因で起こります。
01 · FRAME WIDTH
フレーム全体幅が顔より狭くありませんか?
まず確認するのはフレーム全体の幅です。
顔幅より狭いと、テンプルがこめかみを持続的に押し、時間とともに圧迫感や痛みが強くなることがあります。
広すぎると圧迫は減ってもずれや回転が起こりやすくなります。大切なのは顔幅に合った支持です。
02 · TEMPLE SPREAD
左右のテンプルの開きはバランスが取れていますか?
テンプルは顔の側面を通り耳の後ろへ続きます。
片側だけ開きが少ない、または両側が内向きすぎると、こめかみに圧力が集中します。
片側だけ痛い場合は形だけでなく実際の接触圧も比較します。
良いフィッティングは左右を同じ形にすることではなく、装用時の圧力を均等にすることです。
03 · HINGE / ENDPIECE
ヒンジからテンプルが出る方向も確認します
ヒンジやエンドピース付近からテンプルが始まる方向も側圧に影響します。
顔幅に対して内向きすぎると、こめかみを強く押すことがあります。
外向きすぎると安定性を失う場合があります。
テンプル中央だけでなく、ヒンジからの全体方向を確認します。
04 · TEMPLE MATERIAL
素材とテンプル構造も装用感に影響します
メタルフレームでもテンプルの弾性は同じではありません。
チタン、βチタン、ステンレスなどの素材に加え、厚み、断面、加工、構造で曲がり方や復元力が変わります。
弾性が強いテンプルは安定性に役立ちますが、幅が合わないと圧迫を強く感じることがあります。
素材名だけでなく実際の構造とフィッティングを見ます。
05 · SPRING HINGE
スプリングヒンジなら必ず快適ですか?
スプリングヒンジはテンプルが一定範囲だけ外側に開くのを助けます。
装用時の圧迫を減らすことはありますが、狭すぎるフレームを自動的に直すものではありません。
フレーム自体が狭すぎると、ヒンジが常に開いた状態で圧迫が残ることがあります。
スプリングヒンジは補助構造であり、適正サイズの代わりではありません。
06 · TEMPLE BEND
耳後ろの曲げが強すぎても痛みにつながります
原因が耳後ろのフィッティングにある場合もあります。
曲げ始めが早すぎたり耳後ろで強く引いたりすると、テンプル全体が後方へ引かれ、こめかみの圧力が増えることがあります。
こめかみ部分だけを広げず、耳後ろの曲げ位置も確認します。
07 · FRONT WEIGHT
前方の重さを側圧で無理に支えていないか確認します
大きく重いレンズはフレームを前に動かしやすくします。
それを止めるためテンプル圧を強くしすぎると、こめかみ痛につながります。
側圧が前方重量を補っているだけの場合もあります。
鼻パッド、耳後ろの支持、前方重量のバランスを一緒に確認します。
SOLUTION GUIDE
対処法まとめ
顔幅とフレーム幅を比較します。
左右のテンプル開きとヒンジ方向を比較します。
全体幅とテンプル構造・弾性を確認します。
フレーム自体が狭すぎないか確認します。
テンプルの曲げと耳後ろのフィッティングを確認します。
鼻パッドと重量バランスを再確認します。
GLANOS FITTING CHECK
GLANOSフィッティング確認順序
- 前面部の整列
フレームがねじれていないか確認します。 - 鼻パッドの接触
重量が鼻で安定して支持されているか確認します。 - 左右幅
顔側面を過度に圧迫していないか確認します。 - テンプルの曲げ
耳後ろで強く引いたり押したりしていないか確認します。
CAUTION
痛いからといってテンプルだけを大きく広げないでください
広げすぎると一時的に楽でも、ずれや回転が起こりやすくなります。原因が耳後ろや前方重量なら、テンプルだけを広げても解決しません。前面部 → 鼻パッド → 左右幅 → テンプルの曲げの順で確認し、必要な部分だけ調整します。
GLANOS EYEWEAR
メガネの不快感には理由があります。
テンプルが顔の側面を持続的に押すことで起こる圧迫感と痛み
ヒンジとテンプルの方向・開きを比較的細かく調整できるフレーム
